概要
「機能: WordPress Paid Memberships Proの詳細設定 | GNU social JP」でPMProの無料会員の会員設定が一通り完了しました。
「PMPro Initial Setup Step 7. Test and Launch」にあるとおり、一般公開の前に、実際に登録して動作を確認します。
登録画面
1. 任意の会員限定投稿を表示します (例: 話題: 欧米のFOSSコミュニティーの政治的対立の経緯 | GNU social JP)。
2. 抜粋表示のペイウォールになっています。ボタンの表示が若干ずれているのが気になります。[会員登録] を選びます。あるいは、メニュー-[Member]-[Register] を選びます。
3. [Member Level] 画面になります。ここで会員レベルを選びます。今はFreeプランしかありません。[Free]-[Select] を選びます。
4. [Member Checkout] 画面になります。ここで会員レベルの内容を確認して契約・購入します。ここの表示文は [Memberships]-[Settings]-[Levels]-[General Information]-[Description] です (機能: WordPress Paid Memberships Proの会員レベル設定 | GNU social JP)。見出しなど一部英文の固定メッセージが入っているのが気になります。
会員登録は初回購入時に行います。[Username]/[Password]/[Email Address] を入力して [Submit and Confirm] を選びます。この [Username] はログインとデフォルトの表示名に使用するもので、一度登録すると変更できないので注意します。ただ、登録後に表示名は変更できます。また、一度作成したアカウントはユーザー側で削除できないので、これも注意します。管理画面から削除するしかありません。
この [Username] には日本語が使えないので注意します。日本語を入力するとそこだけ削除されます。メールアドレスと同じく@.などの記号は使えます。Usernameは内部的な文字列で、メールや領収書などには表示名が表示されます。Emailやパスワードが登録後に変更できるのと同じように、変更コードを追加すればUsernameも変更できる気はします。
問題なければ、[Submit and Confirms] を選びます。
5. [Member Confirm] 画面になります。登録した時点でログイン済みになっています。同時に、登録ユーザーと管理者にメールが送信されます。メールテンプレートは [Checkout – Free]/[Checkout – Free (admin)] です (機能: WordPress Paid Memberships Proのメール設定 | GNU social JP)。
会員向けのメール例は以下です。Usernameに [せのお@social.senooken.jp] を入力して [せのお] が消えました。
GNU social JP: 会員登録完了
@social.senooken.jp さま GNU social JP への会員登録ありがとうございました。会員アカウントは現在有効です。 Free会員は、無料の会員です。加入すると以下の特典があります。 広告無効。 全会員限定投稿 (投稿公開後半年以内) へのアクセス。 月報の朗読会への参加。 会員限定連絡のメール受信。 以下が会員情報です。 アカウント: @social.senooken.jp (@senooken.jp) 会員レベル: Free ログインURL: https://web.gnusocial.jp/member/login/ -- GNU social JP (https://web.gnusocial.jp)
管理者へはこういうメールが届きます。
Member checkout for Free at GNU social JP
@social.senooken.jp さま There was a new member checkout at GNU social JP. Below are details about the new membership account. Account: @social.senooken.jp (@senooken.jp) Membership Level: Free Log in to your membership account here: https://web.gnusocial.jp/member/login/ -- GNU social JP (https://web.gnusocial.jp)
PMProの標準だと、メールアドレスの認証はしません。メール認証にはStandardライセンス同梱の [Email Confirmation] プラグインが必要です。
これで会員登録と初回購入が完了です。
会員画面
1. 登録直後の [Member Confirm] に掲載の [View Your Membership Account] か、メニューの [Member]-[Member Account] 選ぶと [Member Account] 画面となり、アカウント情報を確認できます。
2. [View all Membership Options] を選ぶと [Member Level] の会員レベルの選択画面に移動し、現在購入済みの会員レベルなどの一覧を確認できます。
3. [Edit Profile] か [Member]-[Member Profile] を選ぶと [Member Profile] 画面になり、登録した会員情報 (表示名、メールアドレス) を変更できます。[First Name]/[Last Name] で姓名も入力できます。こちらは、[Member Account] や管理画面に表示されるのみで、管理人に個人情報を伝えたい場合に使うことになります。
4. [Past Invoices] か [Member]-[Member Invoice] の日付リンクを選ぶと、[Member Invoice] 画面となり、納品書・領収書が表示されます。
5. 定期購読サービスを始めていないので、表示されていませんが、[Member]-[Member Bill] を選ぶと [Member Bill] 画面となり、今後の請求情報を確認できます。
6. [Cancel] か [Member]-[Member Cancel]-[Cancel] を選ぶと [Member Cancel] 画面となり、会員の停止画面になります。
7. [Yes, cancel this membership] を選ぶと選択した会員レベルを停止します。
8. [Logout] か [Member]-[Logout] を選ぶとログアウトします。
9. ログアウト後にログインするには [Member]-[Login] を選びます。[Username] か [Email Address] と [Password] を入力して [Log In] を選びます。
10. ログアウト直後にはwp-login.phpのWordPressのログイン画面が表示されることがあります。ここからログインすることも可能です。
結論
PMProのユーザー登録から一連の操作の紹介でした。
会員レベル設定、会員画面構成、メールテンプレートの設定、Google reCAPTCHA、抜粋、広告非表示など、いろいろ対応して手間でした。
一部画面が英語になっていたり、気になるところはあるものの、ひとまず会員に必要な機能は動作しました。この段階で無料会員として機能します。
残りは有料会員と決済、会員レベル別の特典内容の検討です。

詳細プロフィール。SNS: Twitter/[email protected]/[email protected]。2022-07-17からgnusocial.jpとweb.gnusocial.jpのサイトを運営しています。WordPressで分散SNSに参加しています。このアカウントの投稿に返信すると、サイトのコメント欄にも反映されます。自称ASD。
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