概要
「公式:履歴削除などのためのATPリポジトリ―データ構造の更新 | GNU social JP Web」に続くATP/Blueskyの続報です。時系列としては、「公式: AT Protocolの2023年のロードマップでの連合開始は2024年初めの予定 | GNU social JP Web」の後の話です。
ロードマップの発表時に予告されていたbluesky.socialのPDSの分割がなされたと、開発者ML (公式: ATProtocol開発者の招待 | GNU social JP Web) に連絡があったので紹介します。
内容
2023-11-10T08:53+09:00 Friに [More PDS Instances & Handling Repo Exports] の件名のメールが届いていて気付きました。
「Migrating bsky.social to Multiple PDS Instances (Nov 2023) ·bluesky-social/atproto · Discussion #1832 · GitHub」で今回のPDSの分割の議論・説明があります。
従来、bsky.socialの単一サーバーでしたが、ユーザー数を100万人を超過して負荷が高まっていました。それで、*.*.host.bsky.networkの複数のPDSサーバーに分割しました。これらのサーバーは仮想PDSとなっていて、これまで通りbsky.socialから操作が可能です。
2023-11-06 Monから2023-11-10 Friまでの間に実施されました。基本的な仕様には影響はないものの、実施に伴い、以下の影響が考えられます。
- フィードジェネレーター: Firehoseリポジトリ―の署名の検証する場合、ID署名キーの変更の検知が必要 (キャッシュ無効化などで)。同様に、JWT認証トークンも。従来のPDS Firehoseに加入している場合、BGS Firehoseへの変更が必要。
- did:web DIDを持つアカウント (リポジトリ―): 更新には調整が必要なのでお待ちください。
今回の仮想PDSについては、近日中に詳細をお知らせ予定です。
全文
受信したメールの全文を参考までに以下に掲載します。

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