LGBT: 「イン・クィア・タイム アジアン・クィア作家短編集」の帯著者の差別発言→撤回騒動

politics/LGBT

月報2023-08朗読会 | GNU social JP」で後悔した前回の月報朗読会で、差別関係の騒動があったとの情報があり、私も認知していました。

納豆丼の閉鎖騒動はペドフィリアとチャイルド・マレスターを巡る差別の対立? | GNU social JP」と関係があり、因果関係はないと思いますが、「Misskey.ioの複数サーバーからのドメインブロック | GNU social JP」と同じタイミングで発生した騒動で、今後のために記録します。

2023-08-29の以下の投稿あたりで、村上さつきが並々ならぬ騒動に巻き込まれていることを私は認知していました。

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命が危ない自覚があるので一回SNSに関しては必要な投稿を除いて潜ります。発信に留め、受信を控えます。 私からいいねとか多分行かないです。ご容赦ください。自分の名前検索するのも嫌だし拙訳検索するのも嫌です これをツイートするのも嫌なのでトゥートだけにします。「線引きをしない包括を、インクィアタイムの訳者村上さつきとして掲げ続ける」という旨は過去に何度も何度も何度も言ってきた。それを一切撤回しないことと、昨日付のツイート(ポスト)/トゥートの投稿で私のスタンスは示したつもりである。限界です申し訳ない。連帯表明、とても感謝している。ありがとう。 いてくれて大変心強い。皆さんへの感謝と ペドフィリア差別に遭っている当事者らへの強い連帯を表明して結ぶ。#ペドフィリア差別に反対します

その後、2023-09-02に「『イン・クィア・タイム』出版前から今まで – Queer our time back」で騒動の一連の流れが説明されており、全容を把握しました。概要は以下となります。

概要
  1. イン・クィア・タイム|ころからの本|「Small & Tough」な出版社 ころから」の書籍が2022年8月に出版されます。
  2. その後、2023年6月に、LGBTQ+コミュニティー内部から、Qを排除する言説がバズります。
  3. この際に、書籍の帯著者がペドフィリア排除言説を拡散していたそうです (撤回済み)。村上さつきは帯著者に、言説撤回または、帯の除去を求めて行動開始。
  4. 2023年8月下旬に帯外し要請などを含めて水面下で行動開始。その最中に別人から帯に問題定義があり「『イン・クィア・タイム』の帯について|ニュース一覧|「Small & Tough」な出版社 ころから」が発表。
  5. 当初、誤解を招く発表だったため、訂正を求め、その後訂正により収まる。
  6. この最中の抗議投稿の「#ペドフィリア差別に反対します」が誤って問題視され村上さつきのX/Twitterのアカウント凍結。

最初からマイノリティーという社会的に厳しい中で、その中でも一生懸命に活動しているようで、なんだか無理解や理不尽に苛まれており、不憫に感じます。

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