告知: GNU socialの開発時間の確保

operation/announce
概要

GNU socialの開発時間を確保することにしたのでお知らせします。

2023-03-13 Monから毎日1-2時間以上、GNU socialの開発作業に取り組むことにします。

サイト運営の話で、中長期的に重要な転換点なので記事にも残すことにしました。

経緯

今回の件は以下の投稿群が発端です。

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ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp
今の仕事。4月末までの契約なので、それで更新停止を考えていました。作業時間を確保できず、開発課題に着手できないからです。 ただ、専従したところで、キャッシュアウトが待ってます。自立には相当時間かかります。 専従の前に、時短勤務を検討します。週末の手持ち課題完了時ですかね
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ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp
うーん…作業が行き詰まっていて時短勤務を申し出にくいです…現状フレックス在宅で9-18くらいの勤務です。 時短勤務にしないと、サイト更新も重要作業で、開発作業時間確保不能です。 15-16頃退勤で毎日2-3時間を開発作業にあてたいです。 今は何もできなくてもどかしいです…
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ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp
時短勤務の了解が得られました。これは大きいです。告知記事にしましょうかね。時間が全てですから。 いい会社ですよ。社会人の最初のほうで入社したかったですよ… 最初が一番大事でたいへんなんです…世の中そんなにうまくいきませんからね…

告知: Misskey.ioの画像参照時の警告表示の嫌がらせへの対応 | GNU social JP」や「告知: Misskey.ioからのドメインブロックへの対抗措置 | GNU social JP」で触れた通り、Misskey.ioからのドメインブロック解除にはGNU socialのソフトウェアの問題の対応が必須です。そのために開発作業に取り組む必要がありました。しかし、分散SNSの記録のためのサイトの記事更新で手いっぱいでほとんど取り組めない状況が続いています。

業後も休日もほとんど全てつぎ込んでいる状態ですので、これ以上時間捻出はサイト更新作業を減らすしかありません。しかし、これは重要な作業だと思っており、削りたくないので勤務時間を減らすことにしました。

今の仕事は2022年8月から行っているChromiumブラウザー開発の仕事でC++を使う仕事です。在宅勤務でだいたい08:00-18:00の間で8時間勤務です。これを退勤時間を15:00-16:00にして1日2-3時間時短にして、その分を丸々GNU socialの開発作業にあてます。

これで毎日1-3時間GNU socialの開発作業時間を確保します。時短勤務になることで、その分報酬も減りますが、生活していくには十分な金額なので問題ありません。Chromiumブラウザー開発できる人間は世の中にそんなに多くなく、かなりニッチな経験で、時給換算だと5500円くらいの契約の仕事なのです。

現在、業務が行き詰まっているところで申し出にくい状況でしたが、時短勤務を了承してもらえました。今の現場に感謝しています。私の社会人生活でもっと早い段階で出会いたかったです。もっとも、今の状況でなければ、出会うのは難しかったと思いますが…

予定

作業時間確保を受けて、以下2点を実施します。

  1. サイト更新頻度を1日1回→2回に増加
  2. VPS調査

2月半ば頃から「Misskey.ioへのユーザー殺到 | GNU social JP」もあったからか、SNS関係の話題が増えた感じがあり、1日1回の更新だと紹介しきれなくなってきています。紹介すべき話題のストックが減るまで1日2回の更新にしようと思います。私のサイトは平日がアクセスが多いので、平日の08:00と18:00の通勤通学時間に読める時間帯に投稿予定です。

目先の開発作業としては、まずはVPSを選んで、開発用のGNU socialサーバーを設置する開発環境整備から行います。レンタルサーバーは運営を格安で行うために使います。が、実作業としてはログをリアルタイムで確認できなかったり、テキストエディタ―など長時間プロセス強制終了などで、少々不便なのです。

また、今後他のアプリケーションサーバー型の分散SNSの動作確認で必要なので、お金がかかりますが恒常的に1台を確保しようと思います。過去にAWS上でGNU socialサーバーを設置したことがあり、その際のメモもあります。メモを整理して、インストール記事にもします。

問題を解決して、misskey.ioへのドメインブロック解除要請するまで、ここから1-2か月はかかる見込みです。5月中にはそこまで行きたいところです。

結論

GNU socialの開発時間確保の告知でした。

現状のGNU socialにはソフトウェア上のバグ・過大が数多く残っていることはずっとわかっていました。が、時間=資金を確保できないため、中長期的に開発資金確保につながって、分散SNSの記録保存として重要なサイト運営を優先していました。

ただ、このままだといつまでたっても開発課題は解決しません。Misskey.ioからのドメインブロックは影響が大きいのです。

私のGNU socialの再起プロジェクトでは大きくて重要な転換点に思っています。ここがGNU socialのソフトウェアとしてのターニングポイントになるだろうと思います。重い歯車を歩くような速さでゆっくり少しずつ回していく感じです。

今後の続報にご期待ください。

Comments

  1. This Article was mentioned on web.gnusocial.jp

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