機能: MetaのFacebook/InstagramのEUでの広告非表示の有料会員サービスの開始

「機能: Metaのアプリ全体での情報管理の一括・簡単化 | GNU social JP Web」に続くMetaの続報です。

MetaがFacebook/InstagramのEUでの広告非表示の有料会員サービスを開始するとの発表があったので紹介します。

2023-10-30 Monの「Facebook and Instagram to Offer Subscription for No Ads in Europe | Meta」の公式ブログで発表されました。

11月からEUでFacebookとInstagramに、広告非表示のサブスクリプションサービスを開始すると発表しました。概要は以下です。

• 時期: 2023-11-01から。
• 金額: Webからは月9.99 EUR、モバイルアプリからは月12.99 EUR。
• 対象: EU/EEA/スイス。18歳以上。

有料で広告ターゲティングの対象外になる選択肢の提供に寄り、EUのDMA (Digital Market Acts: デジタル市場法) とGDPR (一般データ保護規則) に対応できるとのことです。

従来の無料の広告ありのサービスも提供を継続します。その他、10代の若者に対して、2023-11-06から広告表示を一時的に停止する計画もあるとのことです。

Metaの売上の99 %が広告によるもので、広告でサポートされた無料のインターネットを信じており、サブスクリプションサービスはあくまでEUの規制対処が目的とのことです。

同じ時期に、X/Twitterでも広告を完全非表示の上位プランの報道があります。X/Twitterは脱広告を目指す一方、Metaは完全に広告依存です。無料でサービスを提供するのは広告が一番なのかもしれません。

直近に「機能: Threadsの投稿時の投票とGIFの新機能、ピン留め・閲覧数表示の試験、連合対応予定 | GNU social JP Web」でThreadsのEU対応の言及があり、いずれはFacebook/InstagramのEU法規制対応にThreadsも入ってくるかもしれません。動向を見守ります。

gnusocialjp

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