「機能: Mastodon v3.4.0/v4.0.0でのtoot/status→post/publishの改名 | GNU social JP」で、特定のマージコミットがどのタグ・ブランチに含まれているかを確認しました。
大規模プロジェクトで、複数のリリースを並行メンテナンスしている場合、マージコミットがどのバージョン・ブランチに入っているかが重要です。
今後も同様の確認が必要になることがありそうなので、確認方法を記録します。
gitのbranch/tagの両方で共通の--contains
オプションでコミットを指定すれば確認できます。
先の記事に登場した「New Crowdin updates (#19517) · mastodon/mastodon@fea142f」を例にすると、以下のコマンドで特定コミットを含むブランチとタグを表示できます。
COMMIT=fea142fb9a0a6f7a4b92e608d638a26598f0a4e1
git branch --contains $COMMIT
git tag --contains $COMMIT
* main
v4.0.0 v4.0.0rc1 v4.0.0rc2 v4.0.0rc3 v4.0.0rc4 v4.0.1 v4.0.2 v4.1.0 v4.1.0rc1 v4.1.0rc2 v4.1.0rc3
逆に、--no-contains
を指定すると、指定コミットを含まないタグ・ブランチの表示になります。
git tagで--contains
オプションを指定すると-l/--list
も暗黙的に指定したとみなされます。
シンプルで覚えやすいです。今後はこのコマンドで特定マージコミットの適用されたブランチ・タグ・バージョンを迅速に把握します。
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