報道: YouTubeでの生成AI利用コンテンツの開示義務と違反罰則の2の新ガイドライン

「機能: YouTubeの動画上の商品購入ボタン | GNU social JP Web」、「YouTubeの広告ブロッカー無効化モーダルの表示開始 | GNU social JP Web」に続くYouTubeの続報です (YouTube、生成AI利用コンテンツに開示義務　違反すれば削除などの罰則対象に – ITmedia NEWS)。

2023-11-14 Tueに「Our approach to responsible AI innovation – YouTube Blog」で、YouTubeの生成AIに関する2の新ガイドラインが発表されました。

1. クリエイターに対して、AIツールなど現実と見まがう改変・合成コンテンツの生成時に、その開示を義務付けます。開示用の新しいオプションを追加予定です。開示に従わな場合、罰則の対象になる場合があるとのことです。
2. 生成AIに自分のコンテンツが利用されてしまった場合に削除リクエストが可能になります。

どちらも今後数か月以内に実施予定です。

「pixivでのAI生成作品に関するガイドライン類改定 | GNU social JP Web」でも過去に紹介したように、UGC (User Generated Contents) 系のサービスだと、生成AIによる偽情報や、学習元の権利侵害が問題になります。AIがなくてもコラ・ネタ画像など、以前からもこういう問題がありましたが、生成AIの登場でより手軽に、気づかずに権利侵害する可能性が高まり、各社で対応が検討されているようです。

ユーザーとしても注意して利用する必要がありそうです。