概要
- 書名: サイファーパンク
- 副題: インターネットの自由と未来
- 著者: ジュリアン・アサンジ and ジェイコブ・アッペルバウム and アンディ・ミュラー=マグーン and ジェレミー・ジマーマン
- ISBN: 9784791767151
- 出版: 2013-07-25
- 読了: 2023-04-07 Fri
- 評価: ☆4/5
2023-03-30頃にmstdn.jp mastodon.cloud pawoo.netの保有者であるSuji Yanが以下の投稿をしており本書を全員が読むべきと絶賛しており興味を持って読みました。
ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp!sns 私も読んでみますかね。サイファーパンク。フリーソフトのあとに生まれた概念です。 Everyone should read ‘Cypherpunks’
無政府主義の基本論理に近いものを学べそうです。
Suji Yan - Mask is BUIDLing (@suji_yan) on X@MstdnOyster if there is Japanese ver I’m more than happy to help promote it
評価
内容はサイファーパンクという暗号技術により、個人のプライバシー自由を権力者から守り、社会的・政治的変革を訴える人達の代表的存在であるジュリアン・アサンジとその仲間による座談会でした。
サイファーパンクをめぐるいくつかの重要な議論をフランクな形で記録したものでした。
ただ、内容はある程度既にサイファーパンクについてわかっている人向けの本で、そもそもサイファーパンクの重要性とか、意義、そういった根本的な部分がある程度理解している人向けになっていました。私はそこがいまいち理解できていなかったので、読んでいても根本的になぜそこにそんなにこだわるのかよくわからない状態で、やや消化不良でした。
私はFSF準会員で、サイファーパンクは、私が支持するフリーソフトウェア運動と重なる部分があり、主にその観点で、サイファーパンクの基本的な論理の理解・把握のために読みました。
内容が座談会形式なため、要点を自分で判断する必要があり、非常にわかりにくくて、読むのに疲れました。要点だけまとめてほしかったです。
読了直後の感想は以下です。
詳細プロフィール。SNS: X Twitter/GS=gnusocialjp@gnusocial.jp/WP=gnusocialjp@web.gnusocial.jp。2022-07-17からgnusocial.jpとweb.gnusocial.jpのサイトを運営しています。WordPressで分散SNSに参加しています。このアカウントの投稿に返信すると、サイトのコメント欄にも反映されます。
Comments