機能: MetaのFacebook/Instagramでの未フォローDMオフのペアレンタルコントロールの追加は若者保護に有効

前回: 機能: MetaのInstagram/Facebookでの若者保護強化・有害コンテンツの自動制限 | GNU social JP Web。

前回に続いて、MetaのFacebook/Instagramで若者向けの保護機能の発表があったので紹介します (Instagram and Facebook now stops all strangers from messaging minors – The Verge)。

2024-01-25 Thuに「Introducing Stricter Message Settings for Teens on Instagram and Facebook | Meta」で発表されました。

若者とは10代以下のユーザーを指します。具体的には以下2点がInstagramとFacebook Messangerに追加されました。

1. DM機能の厳格化: 元々19歳以上の成人が未フォロワーの若者へのDM送信の禁止。今回、全ユーザーに対してデフォルトで未フォローユーザーからのDMをオフ。これにより見知らぬ人からの接触を抑制。若者の場合、この設定変更には親の許可が必要。さらに、今後フォロー同士でも不適切画像の表示・送信抑制の新機能も導入予定。
2. 親の監視機能: DMの厳格化に伴う子供からの設定変更リクエストの承認・拒否設定の追加。リクエスト時に通知を受信する。

いわゆるペアレンタルコントロールの強化です。見知らぬユーザーからのDMがデフォルトでオフ、オンには親の許可が必要になりました。

直近だと「報道: Misskey未成年淫行報道BaSH元所属団体の『面会要求罪』『映像送信要求罪』を元にした対策 | GNU social JP Web」が未成年関係のトラブルです。

未成年関係のトラブルは、知らない人からのDMが発端になることも多いです。ユーザーの多いプラットフォームでこういった保護機能は有効に感じます。相互フォローの状態でも悪さする人ももちろんいます。今後どういう対策がなされるかにも注目です。