概要
「取材: Metaの返信モデル型SNSのThreadsの分散化の長期的なメリット | GNU social JP」でThreads の開始の理由が取材で明らかになりました。ただ、この中にEUでサービスを開始できていない点がありました。
「Making sense of Threads and regulation – The Fediverse Report」で、この点 にフォーカスしたThreadsのActivityPub対応理由の考察があり、興味深かったので紹介します。元記事は2023-07-14に公開されたようです。
Making sense of Threads and regulation
MetaがThreadsを開始し、ActivityPub対応を表明した理由の理解に、世界中の大企業への規制が役立ちます。それらの内 3の規制を取り上げます。
その内2個はEUの規制であり、ThreadsがEUで開始できていない原因です。
Ditigal Markets Act
デジタル市場法 (DMA) はEUで事業を展開するインターネット企業がゲートキーパーに分類されるほど大規模かどうかを決定します。EUで事業を希望するゲートキーパー企業は、特 定の追加要件を満たす必要があります (The Digital Markets Act (DMA))。Metaはこれに該当しています。Threadsと連合の文脈では、2の要件が特に重要です。
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