取材: Metaの政治話題の制限に対するBluesky CEO Jay Graberの見解

interview/other
概要

前回: 取材: Bluesky CEO Jay Graberが語るBlueskyの一般登録開始1日で100万人の登録記念の取材はBlueskyの過去・現在・未来 | GNU social JP Web

機能: Instagram/Threadsでの政治コンテンツの取扱ポリシー変更 | GNU social JP Web」で先日紹介したMetaのInstagram/Threadsでの政治話題の取扱ポリシー変更の反響が世間的にはあったようで、この件についてBluesky CEO Jay Graberが見解を発表していたので紹介します。

2024-02-15の「As Threads deprioritizes politics, Bluesky’s CEO touts custom feeds and user choice in social media | TechCrunch」と以下の投稿群で告知されました。

Metaの今回の発表や、一般登録開始後のBlueskyの現況、今後の機能搭載などの言及がありました。

内容

内容は以下です。

Metaの決定は1個のアルゴリズムを1社が実行している場合に生じる問題を象徴しています。これは一種のブラックボックスで、会社はやりたいことを何でもできるが、ユーザーには選択肢がない。Blueskyの開始当初からアルゴリズムを組み込む目的は、取得対象のフィードをいつでも選択可能にすることで、制御することです。Blueskyでは、ユーザーは政治をテーマにしたカスタムフィードやトレンドのトピックをフォローすることで、高度な政治的なソーシャル体験も可能で、一方政治の完全な除外も可能です。

Threadsの第4四半期時点の月間アクティブユーザーは1.3億人を超過し、約100万人のMastodonをより小さくするでしょう。一方、BlueskyはすでにMastodonよりも大きくなり、先週の一般公開後、ユーザー数が約500万人です。

Blueskyでは今後ハッシュタグの提供も目指しています。ハッシュタグはトレンドを表面化するための単なる手段ではありません。カスタムフィードの強化にもなります。リスト、ハッシュタグ、単語、正規表現、機械学習など、いろんなものに基づいて、カスタムフィードを構築できます。

アメリカ大統領選挙の時期が近付くにつれ、パーソナライズ化されたソーシャルメディアはTwitter代替を求めるユーザーにアピールする可能性があります。

結論

Metaの政治話題の制限に関する見解でした。

ユーザーの自由を追求する場合は、このような集中的なアプローチというのは好ましくないです。ただ、実際のユーザーのニーズとしては、そういった自由よりも、体験でしょう。こういう集中的なアプローチは最大多数の最大幸福を実現するような、あまり深く考えていない多数のユーザーには向いています。正直、私も自分でカスタムフィードを選択するのが既に面倒くさいです。

どちらのアプローチが成功するのか、しばらくみないとわからないでしょう。

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