概要
前回: 報道:「Blueskyの2023年のモデレーション」で初披露されるBluesky内部のモデレーションツールOzone類とそのOSS予定 | GNU social JP Web、機能: BlueskyでアカウントRSSフィードの提供開始 | GNU social JP Web。
Blueskyで招待制が廃止され一般登録受付開始したとの報道があったので紹介します。
「機能:Blueskyのロゴ変更と投稿の一般公開開始で認知拡大? | GNU social JP Web」に続くオープンへの接近で、「公式: AT Protocolの2023年のロードマップでの連合開始は2024年初めの予定 | GNU social JP Web」のロードマップの予定通りの進捗です。
2024-02-06の「Join Bluesky Today (Bye, Invites!) – Bluesky」で発表されました。開発者メーリングリスト登録者には2024-02-07T01:34+09 Wedにメールで案内がありました。前回紹介してからここ2-3週間の間にいつの間にかサイトのレイアウトも変わっています。
Bluesky|@bsky.appYou can now sign up for Bluesky without an invite! 🎉 bsky.social/about/blog/0…
「公式: AT Protocol/BlueskyのiOSアプリのプライベートβ版の公開 | GNU social JP Web」で2023年2月末にプライベートβを開始してから約1年での一般公開でした。現在登録ユーザー数300万人に到達しており、ここから急増しそうです。
また、以下の投稿にあるように、このタイミングでBluesky v1.67と新しいBlueskyの開発者向けドキュメントサイト (Bluesky Documentation | Bluesky) が公開されました。
Bluesky|@bsky.app📢 App Version 1.67 is rolling out now (1/3) You can now select text on posts in mobile!
AT Protocol Developers|@atproto.comDevelopers, build in an open ecosystem that will never lock you out 🛠️ Check out tutorials, starter templates, and a project showcase for the Bluesky API on our new docs site here! docs.bsky.app
記事の内容を紹介します。
Join Bluesky Today (Bye, Invites!)
Blueskyは使いやすいUXを提供しながら、誰でも貢献可能なオープンソーシャルネットワークを構築しています。過去1年間、モデレーションツールやカスタムフィードなどを構築しながら、成長管理のために招待コードを使用していました。誰でも参加できる準備が整いました。300万人以上の人々に参加可能です。
Blueskyの理解を深めるために、技術顧問でDesigning Data-Intensive Applicationsの著者のMartin KleppmanとBlueskyの技術論文を作成して公開しました。
If deep dives are more your style, we worked with @martin.kleppmann.com, author of Designing Data-Intensive Applications and technical advisor to Bluesky, to write a paper that goes into more detail about the technical underpinnings of Bluesky: bsky.social/about/bluesk…
Martin Kleppmann|@martin.kleppmann.comI helped the Bluesky team write a paper explaining the underlying architecture and the reasons why it works the way it does. Releasing the paper today to celebrate that you no longer need an invite code to sign up for a Bluesky account: arxiv.org/abs/2402.03239
Looking Forward
UXのさらなる制御のために、近日中にStackable Moderation Servicesの機能を提供予定です。
Blueskyでは「公式: Blueskyの構成可能なモデレーション | GNU social JP Web」で記したように、構成可能なモデレーションなどで、多くのモデレーションサービスを提供しています。今後数週間の内に、既存のモデレーション設定に加え、多くのオプションを追加可能なラベル付けサービスを提供予定です。これにより、組織や文化規範に従った独自のモデレーションサービスを実行できます。
ラベル付けの使用例の一つはファクトチェックです。例えば、ファクトチェック担当組織がラベル付けサービスで、マークでき、ユーザーがこの組織のラベルを購読できます。これはファクトチェックに役立ちます。
Blueskyでのラベル付けサービスに興味のある場合、partnerships@blueskyweb.xyzにご連絡ください。
また、今月連合に対応した実験的な初期バージョンを公開します。
既に内部で複数のサーバー間ネットワークを連合しています。今月後半には、実稼働ネットワークに接続可能なサーバーを自己ホスト可能になります。本番ネットワークと独自サーバーへの参加方法を近日中に共有予定です。それまでの間は「公式: Bluesky/ATPの連合サンドボックス環境の提供開始 | GNU social JP Web」のサンドボックス経由でテストできます。
結論
プライベートβを開始して約1年でのBlueskyの招待制廃止・一般登録開始と、月末の連合対応初期版の公開予告でした。
ラベル付けサービスをファクトチェックに利用というのは面白いかもしれません。
連合に正式対応してからが本番です。数々のドラマが繰り広げられるでしょう。どうなるか様子を見守ります。
ML
最後に、会員限定特典として、開発者メーリングリストで案内されたメールの内容を以下に掲載します。
詳細プロフィール。SNS: X Twitter/GS=gnusocialjp@gnusocial.jp/WP=gnusocialjp@web.gnusocial.jp。2022-07-17からgnusocial.jpとweb.gnusocial.jpのサイトを運営しています。WordPressで分散SNSに参加しています。このアカウントの投稿に返信すると、サイトのコメント欄にも反映されます。
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