Elon MuskのTwitter買収直後の報道 (CEO就任、Vine再開、認証バッジ有料化、有料動画・有料DM、広告主離反、半数解雇、トレンド操作疑惑)

Twitter/news

Elon MuskによるTwitter買収から1週間が経過しました。この間にいろんな報道がなされたので、整理してまとめて紹介します。

Elon MuskのCEO就任

2022-10-31に提出した米証券取引委員会(SEC)への報告書類で、Elon MuskがTwitterの新CEOであることを明らかにしました (イーロン・マスク、Twitter CEOに就任。SECへの報告書類に記載 | テクノエッジ TechnoEdge)。

2022-10-28 Friの買収直後にパラグ・アグラワルCEOと数人の幹部を解雇しており、新CEOが不明な状態でした。書類提出により、イーロン・マスクがCEOであることが確定しました。

Vineの年内再開予定

2017年1月にサービス終了したTwitterの6平等がサービスのVineを復活させようとする動きがありました (イーロン・マスクがTwitterで6秒動画アプリ「Vine」を復活させるかアンケートを実施 – GIGAZINE)。

2022-10-31にイーロン・マスクがVine復活のアンケートを取っていました。

結果や7:3で復活希望が多数でした。しかし、アンケート結果に関係なく、復活予定で、Twitterの買収過程でVineを議題に挙げており、買収直後にVine再起動を明示、2022年のうちにサービスを再開の予定だそうです。

認証バッジの有料化

Twitterの機能で青いチェックが付く認証マークについて、月8 USDの有料化を発表しました (イーロン・マスク、Twitterの新課金プランは月8ドルと説明。認証マークつきで広告半減、リプ優先表示など | テクノエッジ TechnoEdgeツイッター、有料化で「認証バッジ」付与開始-米中間選挙控え懸念も – Bloomberg)。

認証マークは、公式アカウントや有名人の本人認証の効果があり、一部ユーザーの間で使用されていました。

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで現在提供されているTwitter Blueの月額課金プランを8 USDに値上げして、これに認証マークをセットにして改める意向を発表していました。

新生Twitter Blueは認証マークの他に、以下の機能が (現在のTwitter Blueに加えて) 追加されます。

  • リプライ・メンション・検索結果での優先表示 (「スパムや詐欺と戦うために必須」と説明)
  • 長い動画・音声の投稿
  • 広告半減

当初は社内で20 USDが提案されていたそうですが、高すぎるとの声を受けて8 USDになったようです (イーロン・マスク、Twitterの認証マークを月々3000円で販売するよう指示・来週ロンチに間に合わねば解雇と通告? | テクノエッジ TechnoEdge)。

その他、2022-11-06には有料化の理由として以下の投稿をしていました。

現在の認証マークは実際は穴があって認証になっておらず、決済システムを経由したほうが確実な認証になるとのことでした。

また、現在地域が限定されているTwitter Blueについては、2022-11-06の投稿で全世界への展開を予定していると投稿していました。

有料動画・有料DMの計画

収益改善策として、有料動画・有料DM機能の実装計画を立てているとの報道がありました (イーロン・マスクのTwitterが「有料動画」や「有料DM」の実装を計画中 – GIGAZINE)。

有料DMはYouTubeのスパチャのようなもので、有名人宛などのDMで開封すると受信者が収益を得られるようなイメージだそうです。

有料動画はアダルトコンテンツを取り扱うOnlyFansというサービスを意識しており、ユーザーに視聴料を要求するイメージだそうです。

どちらも計画で開発段階なので、リリースされない可能性も十分あるとのことなので、参考程度に見ておくのがよさそうです。

広告主の離反

買収直後から広告主が離反しているという報道もありました

GM、ゼネラル・ミルズ、ファイザーなどの大手企業が広告を停止したと報道されています。

2022-11-04に活動家の圧力で収益が下がったとイーロン・マスクが投稿しています。

Twiterは元々左派が支配的でしたが、イーロン・マスクによる言論統制緩和の動きを受けて、人権団体などの左派の圧力がかかっているようです。

実際は、出稿企業がブランドイメージに敏感なため、様子を見ているだけという指摘もあるようです。

なりすまし凍結

2022-11-07に、「パロディ」を明記しないなりすましアカウントを凍結するという厳しい方針をイーロン・マスクが発表しました (イーロン・マスクがTwitterで「パロディだと明記しないなりすましアカウントは永久凍結」という方針を打ち出す – GIGAZINE)。

以下の投稿で公表されていました。

また、認証バッジの保有アカウントがアカウント名を変更すると、一時的に認証バッジが失われるそうです。

実際に、著名人がジョークでアカウント名をElon Muskに変更したところ、凍結されてしまったそうです。

こちらの方針はイーロン・マスクの個人アカウントでなされただけで、一時的なもので、また方針変更や正式な発表があるかもしれません。

半数解雇

買収直後にCEOや幹部を解雇しましたが、全社的な解雇も実施したそうです。

現在のTwitter社員は全体で7500人とのことです。

買収前は従業員の75 %の解雇姿勢でしたが、買収時の本社訪問時に撤回して、25 %程度の前CEOと同程度の見込みでした。結局、2022-11-04の投資家向け会議に出席し、司会者との対談で50 %の解雇に踏み切ったことを認めました。

今回の解雇について、2022-11-04に以下の投稿がありました。

「残念ながら会社は1日当たり400万ドル(日本円でおよそ5億8000万円)を超える損失を出しているため、ほかに選択肢はない。解雇された全員に、法的に要求されているよりも50%多い3か月分の退職金を支払った」などと投稿しました。

解雇は全体で行わるため、地域ごとに人数差があるかもしれません。

以下に弁護士の見解が投稿されていました。

日本には強い解雇規制があるので、Twitter Japanに関しては、幹部、業務委託、有期雇用などに限定されるのではないかとの見解でした。Twitter Japanは社員数を公表していないので、あまり影響ないかもしれません。また、解雇通知があったとしても、退職勧奨のような形かもしれません。

また、この解雇の報道がレイオフ (一時解雇) とごちゃまぜに報じられていますが、11/4の投資家の会議でfire (解雇) という単語が使われていたので、レイオフではなく解雇の可能性が高いと推測しています。

トレンド操作疑惑

Twitter社員の半数解雇後、Twitterのトレンドに政治的な話題が消えたことを受けて、2022-11-07 MonにTwitter Japan社によるトレンド操作の疑惑が話題なっていました (TwitterJP社「大量解雇」の因果応報とニューストレンドの不正操作に関して|山本一郎(やまもといちろう)|note)。

フェミニストで記者の竹下郁子の以下の投稿が発端だったようです。

Twitterにはモーメントという、Twitterの今話題のできごとをまとめたものがあるそうで、これはキュレーションチームが用意していたそうです。今までは、メディアが自社記事のモーメントを作成して、Twitterキュレーションチームに連絡して公式で取り上げるかどうか審査されていたそうです。

イーロン・マスクのレイオフにより、チームが縮小・解体され、この審査がなくなり、トレンドに偏りがなくなったのではないかという噂でした。

話題: 欧米のFOSSコミュニティーの政治的対立の経緯 | GNU social JP」で紹介した通り、ドナルド・トランプの追放など、現在の大手メディアやビッグテック企業のほぼ全てが左派に支配されており、このような変更報道はあったとしても不思議ではありません。実際のところの真偽は不明ですので、もうしばらく様子を見て判断するのがよいかもしれません。

結論

イーロン・マスクによるTwitter買収直後の報道でした。

報道の中では、認証バッジ有料化と、レイオフが特に話題だった印象でした。

認証バッジ有料化はユーザーに影響があること、レイオフはサービスの品質に影響があることから、特に関心が高かったのだと思われます。

買収直後でまだまだ不安定な状況ですので、続報を注視していきます。

コメント

  1. […] 2022-11-08 Tueの「Elon MuskのTwitter買収直後の報道 (CEO就任、Vine再開、認証バッジ有料化、有料動画・有料DM、広告主離反、半数解雇、トレンド操作疑惑) | GNU social JP」でTwitter買収直後の報道 […]

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