SNSでのテーマアカウントのススメ

SNS/topic

SNSアカウントの運用方法として、テーマアカウントがオススメという話をします。

通常アカウント

興味のあるユーザーをフォローして、お互いに投稿しあって情報交換を楽しむというのが、SNSの一般的な使用方法に思います。このときに、何も考えずにフォローや投稿をしていくと、普通は複数の興味関心があるので、話題がごちゃまぜになります。複数の話題について投稿しているユーザーをフォローするでしょうし、自分も複数の話題を投稿するでしょう。

このようなアカウント運用だと、「ある話題にだけ興味のあるユーザーがあなたをフォローしにくい」という問題があります。

例えば、自分がゲームと食事について興味があるならば、ゲームと食事に関する投稿をよくするでしょう。これにより、自分のフォロワーはゲームと食事の投稿を目にすることになります。

ゲームには興味があるが、食事には興味がないという人がいたとします。そういう人には食事の話はノイズであり、ゲームの話だけをみたいと思うでしょう。そうなると、ゲームと食事の話を混合して投稿するユーザーよりも、ゲームの話だけを投稿するユーザーのほうが都合がよいです。フォローする側の視点に立てばこうなるでしょう。

例としてゲームと食事を出しましたが、ニッチな技術や思想だったり、場合によっては興味がないどころか、積極的にみたくない・関わりたくないという話題もあるかもしれません。

こういうときに、話題がごちゃまぜのアカウントだとフォローしにくいでしょう。

テーマアカウント

テーマアカウントというのは、通常の話題がごちゃまぜでフォローしにくいという問題を解決するアカウント運用です。

アカウントごとにテーマ・話題を決めて、そのアカウントではその話題だけを投稿し、その話題を投稿するユーザーだけをフォローすることで、一つの話題に特化させた情報交流を行うというアカウント運用の方法です。テーマアカウントといいましたが、トピックアカウントといってもよいかもしれません。

例えば、ゲーム、食事、その他雑談用、の3種類のアカウントを作成して、それぞれでアカウントを切り替えて運用します。このように特定の話題に特化したアカウントにすることで、食事には興味はないけどもゲームには興味があるというユーザーはフォローしやすいでしょう。同じ趣味の話題でユーザー本人に興味を持てば、そのときに他の食事アカウントや雑談アカウントをフォローすることで、ユーザー本人を詳しく知れて、より質の高い交流ができるでしょう。

SNSのベースとなるアカウント名を用意して、テーマごとに最後に_テーマ名をつけるとわかりやすいでしょう。例えば以下のようになります。

  • ベースアカウント: gnusocialjp
  • ゲームアカウント: gnusocialjp_game

特に、コアな話題、毛色・分野の違うもの、思想に関わるような話題を複数、それなりの頻度で投稿するならば、テーマアカウントに分離したほうがお互いによいでしょう。また、ニッチな話題の場合、テーマアカウントにすることで、同胞探しが捗るかもしれません。

アカウントを管理する手間はかかりますが、やる価値はあると思います。アカウントごとにWebブラウザーを分けるのが簡単な切替方法になるでしょう。

社会として、話題・主題があるところに人が集まるように感じます。例えば、学校、部活、会社、部署といった組織が、特定の話題に関心のある人たちの集まりです。そういう意味で、テーマアカウントというのはある意味合理的に思います。

ハッシュタグやミュートワードで頑張れば近いことはできるかもしれませんが、ユーザー投稿がルールに従う必要があり、あまり現実的ではなく思います。

分散SNS

SNSでテーマに分かれて話をするというのは、機能としてはチャットルームや掲示板に近いです。

Mastodonが流行したときのテーマ―サーバーの乱立、ローカルタイムライン (LTL) 偏重運用は、チャットルームそのもので、分散という観点からは離れますが、テーマという観点からは自然でした。

SNSによっては、グループやサークルという名前・機能で、特定のユーザーが集まって情報交流ができたりします。なお、GNU socialにはこのグループ機能があり、GNU social同士であればサーバーをまたいで、特定サーバーで作成されたグループで情報交流できます。

ただし、このグループ機能はソフトウェアの実装に依存しますし、対応状況はまちまちです。そして、チャットなどと同じく投稿した内容は基本的にその部屋や機能をどこかの1か所のサーバーで管理することになります。これはやや中央集権的にならざるを得ないです。

こういったテーマアカウントの代わりになるようなグループ機能は対応状況がまちまちなのもあり、あまり頼ることはできません。

テーマアカウントを作って、同じテーマ同士のアカウントで相互フォローしていくことで、それぞれのタイムライン・ホーム画面がグループやチャットルームに近い状態になります。フォロワーがほぼ同じであれば、必然的にタイムラインもほぼ同じになります。こうなると、これは実質的にはグループとほぼ同じ状態であり、「分散グループ」と呼んでもよいでしょう。

LTL偏重運用は分散からは離れるため、テーマアカウントでの分散グループ形成が分散SNSでのアカウント運用の王道に感じます。その際に障壁となるのはユーザー探しです。このユーザー探しを解消できるのがテーマサーバーであり、「分散」という観点を除外したただの「SNS」の観点だと、テーマサーバーの効率はよく思いました。

オンラインサロンなど、ビジネスとして可能性があるのもどちらかというとテーマサーバーなので、テーマサーバーはやや「分散」と相反するように思いました。なかなか難しいところです。

結論

SNSの運用方法としてテーマアカウントについて記しました。GNU social JPを設置したのもまさに今回記したように、一つの話題に特化したほうが情報の送り手も受け手もお互いに都合がよいだろうと考えたからです。

私自身は2011年頃に初めてSNSを使い始めてから先月の6月まで、ずっと通常アカウントの運用で話題ごちゃまぜで運用してきました。その中で、フォローユーザーを選ぶ中で、無意識にテーマで選んでいることに気づきました。SNSアカウントの運用において、重要な観点に思いましたので、今回記事にまとめました。

SNSのアカウント作成自体は簡単です。よければテーマアカウントの運用を検討してみてください。

コメント

  1. […] 会員限定の交流サービスとしての利用は用途として問題ありません。「SNSでのテーマアカウントのススメ | GNU social JP」で取り上げましたが、SNSの運用としては、テーマアカウント・テー […]

  2. […] 仕様にするための、改造を試みて頓挫したようなので、アイデアだけ参考になりそうです。なお、過去に似た話題の「SNSでのテーマアカウントのススメ | GNU social JP」を投稿しています。 […]

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