概要
2023-10-11 WedにAT Protocolの公式ブログで「Building on the AT Protocol | AT Protocol」が投稿されたので紹介します。時系列的には、「公式: BlueskyのWebアプリで注目のSkyFeed | GNU social JP」が8月で間の記事を飛ばしてしまいますが、間の記事を紹介していると最新記事の紹介が遅れてしまいますので、順番が前後します。
内容は開発中のATPで、現時点で構築可能なものと、今後構築可能なものです。
Building on the AT Protocol
ATPは「bluesky-social/atproto: Social networking technology created by Bluesky」で現在も開発中です。ですが、既にボットやクライアント、カスタムフィードなどのプロジェクトの構築が行え、最終的には完全に独立したアプリとUXの構築が可能です。
今回は現在構築可能なものと、今後構築可能になるものを共有します。
Getting Started with the AT Protocol
「公式: Bluesky/ATPの連合サンドボックス環境の提供開始 | GNU social JP」で記した通り、6月に連合サンドボックス環境を開始し、連合開始の準備に備えています。
本番環境で連合は開始していませんが、開発者は既に以下を構築可能です。
- フィードジェネレーター: サードパーティー開発者はアルゴリズムフィード、コミュニティーベースフィード、トピックベースフィードなどを構築し、毎日何十万人も閲覧してます。「公式: Blueskyでのカスタムフィードの提供開始 | GNU social JP」で案内された通り、「bluesky-social/feed-generator: ATProto Feed Generator Starter Kit」のスターターキットから取り組めます。
- Bot: 開発者は過去数か月にわたって、MTAアラートボット、自身ボット、チャットボットなどを作成してきました。「cookbook/ts-bot at main · bluesky-social/cookbook」がボット作成のTypeScriptのスタータースクリプトです。
- Blueskyクライアント: ATPはオープンなため、完全に個別のフロントエンドを作成可能です。「Community Projects | AT Protocol」でアプリを確認できます。
この他に、サードパーティープロジェクトが「Community Projects | AT Protocol」にあります。構築したものがあれば「Community Projects | AT Protocol」から教えてください。
What to Expect
ATPはまだ表面をなぞっただけです。現在、統合されているコンテンツタイプはマイクロブログですが、フォーラム、写真中院、長文などのアプリが今後登場することを楽しみにしています。
それまでの間、優先事項と将来の予定の共有のために、「2023 Protocol Roadmap | AT Protocol」にロードマップを公開しました。
結論
ATPで現在可能なことと、今後可能なことでした。
ボットやアプリは他のSNSにも共通で、フィードジェネレーターというのがATP特有の部分です。現時点でもいろいろできて、既にいろんなプロジェクトがあります。
それとは別で2023年のロードマップが発表されました。こちらがけっこうボリュームがあり、重要です。こちらも確認して紹介します。
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