報道: Instagram創業者のAIニュースアプリArtifactの1年での終了

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前回: 報道: Twitchの韓国撤退は韓国のネットワーク料金の特殊な事情が原因? | GNU social JP Web

Instagram創業者が開始したAIニュースアプリのArtifactが開始1年で終了したとの報道があったので紹介します。

情報源

以下の投稿群で認知しました。

2024-01-13 Satに「Shutting down Artifact. We’ve made the decision to wind down… | by Artifact Team | Artifact News | Jan, 2024 | Medium」で発表されていました。

サービスは終了済みで現在公式サイト「Artifact」をアクセスしても終了メッセージが表示されるだけです。

Artifactの運営終了を決定しました。1年前に開始して以来努力を続けたものの、市場規模が投資に見合わないと結論付けたのが理由です。

8人の小規模チームでの仕事には誇りを持っています。

コミュニティーの調整時間確保のため、本日コメント・投稿の新規追加を削除しました。Artifactのようなアプリのコメント・投稿には、かなりの管理と監視が必要でした。既存投稿は引き続き表示され、2月末まではニュース閲覧機能も継続運用します。

ニュースと情報のアプリは、依然としてスタートアップ投資で重要な領域です。多くの出版社が経営不振になり、ニュースメディアも消滅し、大手もハイテク大企業との関係に問題があります。AIのようなもので解決できることを願っています。

若干わかりにくいですが、2024年2月末でサービス終了のようです。

ニュースピックスの記事を見る限り、ニュースを軸としたコミュニティー・SNSのようなものの構築をArtifactで目指したものの、モデレーションコストが利益よりも過剰でうまくいかなかったというように感じました。スマートニュースやFlipboardのようなものと似た立ち位置に感じました。

元々創業したInstagramも品質重視の方針だったが、Metaに買収され、Metaの大規模化+広告収益化の方針と合わず、Instagramを退社とあります。ただ、Metaのこの大規模化・広告収益化というのが、ビジネスとして一定の成功を納めています。SNSは基本無料のサービスが一般化しており、このケースだと大規模化・広告が一番なのかもしれません。

また、SNSで高品質化を目指す場合、モデレーションコストが問題になり、これも中小企業だとネックになります。大規模化・広告・モデレーションという、SNSビジネスの重要なファクターが問われる報道でした。

報道: Tumblr大幅縮小後のActivityPub対応の継続発表 | GNU social JP Web」にあるように、Tumblrも同様の課題があって、大規模化がうまくいかなかったので、小規模で効率的な運営を目指します。Tumblrの取り組みがうまくいけば、他の分散SNSの中小サーバーの資金繰りの参考になるのではないかと期待しています。ビジネスはそんなに簡単ではないです…

Comments

  1. This Article was mentioned on web.gnusocial.jp

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