概要
前回: 報道: MetaとAmazonのFacebook/Instagramのアプリ内ショッピング機能での提携 | GNU social JP Web。
MetaのMessenterとFacebookのDMで常時暗号化 (E2E) を実施するとの報道があったので紹介します (Messenger finally gets end-to-end encryption by default – The Verge、FBとインスタ、メッセージ完全暗号化へ | The Wall Street Journal発 | ダイヤモンド・オンライン)。
2023-12-06 Wedの「Launching Default End-to-End Encryption on Messenger | Meta」が情報源です。
以下が概要です。
- MessengerとFacebookのDM (個人チャット) と通話の常時E2E暗号化を2023-12-06 Wedに開始。
- メッセージの編集機能、高音質、メッセージ削除などの追加機能。
- Signalプロトコルや独自の新しいLarbyrinthプロトコルなどの暗号理論で構築。
「書評☆3: ハロー・ワールド (講談社文庫) | Mastodonが登場する初の小説は先見の明あり | GNU social JP Web」でもMastodonのE2E暗号化の議論がありました。
内容
元々2016年に最初にMessengerにE2E暗号化のオプションがありました。何年もの投資と試験により、デフォルトで有効にし、一連の新機能を展開できました。新機能には、メッセージ送信者の配信制御、アプリロックなどがあります。
E2E (End to End) 暗号化により、メッセージや通話が、送信デバイスから受信デバイスまで保護されることを意味します。閲覧者が自分で報告しない限り、Meta含めて誰も発言内容を閲覧不能です。E2E暗号化により、チャットがより安全になります。
具体的な新機能は以下です。
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