概要
前回: 公式: Blueskyの1周年、200万ユーザー到達、11月末での投稿の一般公開 | GNU social JP Web。
ブログの更新はないものの、Blueskyの安全性に関する公式アカウント「Bluesky Safety (@safety.bsky.app) — Bluesky」からモデレーション関係の新機能の発表があったので紹介します (X(旧Twitter)のライバルBlueskyが「高度な自動モデレーションツール」導入を発表、まとめてミュートやブロックができる「モデレーションリスト」や返信者を制限可能な「返信コントロール」も – GIGAZINE)。
2023-12-02 Satの「Bluesky rolls out automated moderation tools, plus user and moderation lists | TechCrunch」が最初の報道でした。
前回の記事で、11月末で投稿を一般公開するとの予告がありましたが、まだなされていないので、一般公開に先立って増加するだろうと思われるモデレーションの対策なのだと思います。
内容
以下の一連の投稿で発表されていました。
We’ve been working on some new safety tooling — here’s a status report on what you can expect soon and what we’ve recently released: ?
This week, we’re deploying more advanced automated tooling to flag content that violates the Community Guidelines to our moderation team. We’ll iterate on this so that mods can review offensive content, spam, etc. without any user seeing it first. That said, your reports help keep the network safe!
We’re also adding back the ability to report your own posts for mislabeled content. This will help the moderation team fix incorrect labels. In the meantime, other accounts can submit reports on your behalf. Please add details to the report for a wrong label. We will be improving this in-app copy.
Another in-progress feature coming soon is reply controls, so users can set who can reply to their posts — for example, only people you follow, users on a certain list, etc.
Some features that we’ve recently released: • User Lists and Moderation Lists — add users to generic lists, or add them to moderation lists that you can easily mute or block. • Sync Moderation Preferences between devices • Remove adult content labels on posts that do not contain images
今後搭載予定の機能として以下が告知されていました。
- 今週、違反コンテンツの通報のより高度な自動ツールを導入。ユーザーの目撃が減少する予定。
- 自分の投稿のラベル間違いの通報機能を追加。実装までは本人以外の他のユーザーも通報可能。
- 返信制御機能を開発中。自分の投稿に返信可能なユーザーを設定可能。
他に以下の機能が実装済みです。
- ユーザーリスト
- モデレーションリスト (ミュート、ブロックの一括)
- モデレーション設定のデバイス間の同期
- 画像なし投稿からのアダルトコンテンツのラベル削除
投稿の一般公開は、これまで非公開だったことで安心して利用していたユーザーにとっては困ることで、モデレーション関係の機能が強化されるようです。なお、長らくユーザーリストが存在しておらず、今回実装が発表されました。
結論
Blueskyの新機能の発表でした。ユーザー増加、連合対応の時期が近付くにつれ、モデレーションというSNSで一番トラブルの元になる部分がネックになってきているように感じます。
Blueskyはあくまでツールの拡充で対応するつもりのようです。ツールの拡充で対応できるものなのか、ツールが悪さして、逆に言論統制の厳しい空間にならないか、様子を見守ります。
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