概要
「無料プランのメール配信サービス12選 | GNU social JP」で無料プランのあるメール配信サービスを紹介しました。その中で、最も有名と思われるTwilio SendGridについて調べて、登録を試みたので紹介します。
「SendGrid – Wikipedia」がSendGridのWikipediaです。「Email Delivery, API, Marketing Service | SendGrid」が本社の公式サイトで、「SendGrid | クラウドメール配信サービス・メルマガ配信システム」が日本の代理店の公式サイトです。
Twilio SendGridは元々はSendGridという名前で、同名のSendGrid Inc.が2009年に設立した電子メールのための顧客コミュニケーションプラットフォームです。2019-02にTwilioがSendGridを買収して、今はTwilio SendGridのサービス名になっています。
企業の電子メール配信を支援するクラウドベースのサービスを提供します。具体的には、発送通知、サインアップ確認、電子メールニュースレターなどの様々な種類の電子メールを管理します。また、リンク追跡と開封率レポートも提供しています。
ビジネスにおいてメールを送る機会は多くあるものの、迷惑メールフィルターが高度化しており、配信されたメールの約20 %が受信箱に到達していません。Twilio SendGridはメール到達性を高めるための機能で提供しており、大量のネール処理、分析などに対応しています (SendGridとは | SendGrid)。
「料金 | SendGrid」に料金表があります。Free/Essentials/Pro3の3プランがあり、月間の送信メール数で金額が変わってきます。Freeプランだと月1 2000通です。
「SendGridの契約先による、機能面やサポート面での違い | SendGridブログ」にあるように、Twilio SendGridは代理店がいくつか存在しています。日本では、構造計画研究所 (KKE) が代理店です。本社に直接申し込むこともできますが、代理店経由の方が月間の無料メール数が多く、日本語での情報源が手厚いです。特に理由がなければ、KKE経由で利用すればよさそうです。登録
Twilio SendGridについて分かったところで、「はじめてのSendGrid ~新規会員登録編~ | SendGridブログ」を参考にTwilio SendGridに新規登録します。
1. 「SendGrid | クラウドメール配信サービス・メルマガ配信システム」を開きます。
2. 右上の [無料ではじめる] を選びます。
3. [新規会員登録] 画面が表示されるので、[メールアドレス] と [☑利用規約およびプライバシーポリシーに同意する] を入力して [確認メールを送付する] を選びます。
4. [【SendGrid】仮登録完了のお知らせ] の件名のメールを受信するので、本文の [ユーザ情報を登録] を選びます。
5. [個人情報入力] 画面が表示されるので、項目を入力して [登録する] を選びます。
[会社名] の欄で [※個人でのご利用は受け付けておりません ] とありますが、ひとまず気にせず登録しました。
6. [登録完了] 画面が表示され、[【SendGrid】本登録完了のお知らせ] の件名のメールも受信します。2営業日以内に登録内容を確認して、問題なければログイン情報が連絡されるようです。
申し込んで1営業日後に審査結果がメールでありました。その結果、拒絶となります。
「国税庁法人番号公表サイト」から、法人を探したところないことが理由でした。「Twilio Terms of Service」にある通り、日本定住者の場合、本社も日本の代理店も法人であることが利用条件になっています。
しかたないので、Twilio SendGridの利用は諦めるしかなさそうです。
結論
Twilio SendGridの紹介でした。インターネット上などでよく名前を見かけるので、てっきり個人でも使えるのだと思っていましたが、法人のみが利用可能なサービスで残念でした。
おそらく、2019年のTwilioの買収のタイミングなどで方針が変わったのだと思います。
しかたないので、他のメール配信サービスを検討します。
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