アメリカのドナルド・トランプ前大統領のYouTubeとFacebookのアカウントの凍結が解除されたとの報道があったので紹介します。
「Facebook・Twitch・Shopifyが突如トランプ大統領を無期限追放に – GIGAZINE」によると、2021-01-06に発生した連邦議会議事堂襲撃事件を受けて、2021-01-08にトランプはFacebookなどから無期限でアカウント凍結されていました。
2023-01-25に「Ending Suspension of Trump’s Accounts With New Guardrails to Deter Repeat Offenses | Meta」で、運営元のMetaがアカウント凍結後2年経過したため、FacebookとInstagramのアカウント凍結解除を今後数週間以内に行うと発表しました。
トランプは2024年の大統領選挙に出馬意思を表明しており、トランプの選挙本部がMetaに凍結解除の要請をしていたそうです。また、元々最初のアカウント凍結も2年の期限の予定だったようです。公共の安全リスクが十分後退したと判断しての解除決定とのことでした。
その後、2023-03-17にFacebookとYouTubeのアカウントが凍結解除されたようで、それぞれのアカウントで投稿がありました。
YouTubeのアカウント凍結解除は以下の投稿で告知されていました。
1/ Starting today, the Donald J. Trump channel is no longer restricted and can upload new content. We carefully evaluated the continued risk of real-world violence, while balancing the chance for voters to hear equally from major national candidates in the run up to an election.
— YouTubeInsider (@YouTubeInsider) March 17, 2023
2023-03-18の「I’M BACK! – YouTube」がYouTubeでのアカウント凍結解除直後の動画でした。Facebookは「I’M BACK! | By Donald J. Trump | Facebook」で、同じ動画の投稿でした。
なお、Twitterアカウントは「報道: Twitter Blue/人員整理/サービス予定/広瀬香美の分散SNS参入/joinmastodon.comの検閲/凍結アカウント解除開始/Twitter終了トレンド | GNU social JP」で紹介した通り、2022年11月に解除されていました。が、本人は戻らず、Truth Socialを継続しているようです。
Instagramのアカウントも凍結解除されているそうですが、こちらもまだ利用していないようです。
「話題: 欧米のFOSSコミュニティーの政治的対立の経緯 | GNU social JP」で紹介した通り、ドナルド・トランプの大統領就任は、左右の思想の対立の激化につながっています。2024年の大統領選挙に向けて、選挙活動が展開されていきます。SNSや世界情勢にも影響があります。今後のSNS上でのトランプの動向に注意します。
詳細プロフィール。SNS: X Twitter/GS=gnusocialjp@gnusocial.jp/WP=gnusocialjp@web.gnusocial.jp。2022-07-17からgnusocial.jpとweb.gnusocial.jpのサイトを運営しています。WordPressで分散SNSに参加しています。このアカウントの投稿に返信すると、サイトのコメント欄にも反映されます。
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