年報: 活動開始2年目でわかった首輪・思惑・欲望と、自分一人で何かをなすということ

概要

前回: 年報2023:Bluesky/Nostr/Mastodon/Misskey/Pebble/ThreadsなどTwitter買収後の歴史に残るSNS大戦国時代始まりの年 | GNU social JP Web。

「告知:GNU social JP Webのサイトの更新停止 | GNU social JP Web」で更新停止を告知してから、7月になって活動開始2年が経過して3年目に入りました。

活動開始2年目はいろいろわかった1年で思うところがあったので、近況と共に記します。

2024-08-13T12:32:19.000Z

ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp

明日は朝起きたら、活動開始3年目の意気込みの記事でもかきますか。たぶんみなさん私のことをもう終わった存在と思っているでしょうけど、私の中では当初と変わりはないです。やり方を変えて、周知する機会が減っただけです。私の中では順調です。キャッシュフローはリーチ状態で時間の問題です。PHPの仕事も取れました。これがたいへんでした。

言いたいことの大半は上記です。

近況

3月にサイトの更新を停止してから4月からは念願のPHPの仕事を開始していました。

が、パワハラを受け1か月で退場しました。パワハラの内容は、能力に見合わない仕事を無理やりさせるというもの。既存のソースコードを1行単位で日本語で書き起こすというもの。その現場で年長で一番経験のある私には酷な仕事でした。その時は、これがパワハラという認識がなく、結局私のわがまま扱いで、ひどい扱いを受けました。

4月末に退場後はしかたないので求職活動を再開しました。障害者認定されたこともあって、障害者採用も含めて再開しました。

2024-07-04T13:24:08.000Z

ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp

!health 障害者枠採用を2か月やってみてわかったことは、一般社会では障害者採用は関係ないということ。情け容赦一切ないです。やる意味ないです。障害があることを開示する意味がないです。 なので、プロフィールからも削除します。今のところ #ASD を開示して良かったこと一切なかったです。障害者だからって優しくしてくれたり、配慮してくれる人は「一人も」いませんでした。 障害者控除、自立支援精度、都営乗車券などの、障害者共通で公平な国の優遇制度だけ享受することにします。 私の人格はほぼ障害特性ですけど、障害とか関係なしに仲良くしてくれる人とだけ仲良くすることにします。開示せずにうまくやれるなら、開示してもうまくやれます。 それ以外は、何言っても無駄で、お互い時間の無駄なので、一切相手しないです。即ユーザーブロックします。これでいいです。

4月末から6月末まで約2か月就職活動に専念しました。その間で600社程度に応募して面接は60社程度、内定は2社。うち一社は仕事内容が合わないので辞退して、結局派遣の仕事にしました。

上記に引用した通り、障害者採用も半分くらい受けましたが、一切配慮はなかったです。障害者といっても、一般的にわかりやすい身体障害者や意思疎通に問題ないレベルの精神障害くらいしか受け入れられないです。障害者採用というくらいなんだから、当然障害についても配慮があるかと思いましたが、そんなものは一切なかったです。耳の聞こえない人に対して、耳が聞こえないことを理由に落選にしたら差別になりますけど、コミュニケーション障害のある人間をそれを理由に落選しても何のお咎めなしです。仕事のパフォーマンスには影響ないし、先天的なもので不可抗力なのに、理不尽な世の中に感じます。

その他、不動産の運営を始めていて、5月まででキャッシュフロー月20万円を一瞬達成できました。が、大家の連絡無視というありえない対応を住人3人にされ、しかたなく合計100万円くらい払って追い出して、求職活動中だったので一気に困窮しました。社会人でさすがに話くらいはまともにできるだろうと少しでも期待した私が馬鹿でした。約束を一切守らない人間との契約や約束の鉄則を学べました。

近況は以上です。

1年

活動開始2年目のこの1年を一言でいうと、「誰に何の首輪がついているかはっきりした一年」でした。

分散SNS上で活動している人々の、首輪、欲望、感情。それが見えた一年でした。私を利用しようと近づく人、掌を返して裏切る人。10人以上はいましたが、ことごとく全員手のひらを返して私にひどいことをして裏切って去っていきました。一人もいないということがわかったのが成果でした。

結局、最初から最後まで、gnusocialを好きだったのは私だけでした。全員裏切ったということだけが私の中で強い印象になりました。情報サイトは自分のためというよりかは、記録の公益的な目的でやっていましたが、そのような親切は二度とやらないでしょう。話は通用しないし無駄だということがはっきりしました。

これもASDという私の障害特性由来だろうと思います。私に障害がなくて、凡人健常者のような共感力を働かせられたのならば、普通に活動するだけで支援者や支持者が集まっていたのかもしれません。ただ、それは私には生まれたときから無理な話です。

話が通用しないということがわかったので、不審な動きをしたら今後は容赦なくブロックして切捨てます。どっかの誰かさんのように、GNU socialと自分のことだけを考えます。まともな人とだけ会話します。これまでのような、親切ベースのサービスは一切しません。最初からそうすればよかったかもしれない。無視しただけでもうブロックでいいです。私のことを裏切っていった人達は、世の大半の人と同じで、一生かけても何もできないまま終わる凡人健常者です。GNU socialを立て直せるのは世界で私だけです。私の貴重な時間やリソースを割く価値は1秒もないです。視界に入る価値もないです。

すべきアプローチが逆でした。障害者の私が周りにあわせるのではなくて、健常者側が障害者にあわせないといけません。障害は社会が生んだ問題なんだから、社会でカバーする必要があるからです。障害者を排除しようとする健常者に対して、私はそれにあわせたり、受け入れたりするのではなく、私の側はそれは排除しないといけないです。

私にとっては、MastodonもMisskeyもNostrもATP/BlueskyもThreadsも元々どうでもいいことです。公益目的で記録したほうが後々いいだろうと思って、私のGNU socialの開発時間を削ってやっていました。それが無駄ならもう二度とすることはないです。GNU socialの開発をできるのは世界で私だけで、それ以外の人なんて腐るほどたくさんいるのだから他の人がやればいいです。

結論

サイトの更新が停止して、もう私のことを終わった存在だと思っている人が大半でしょう。私が活動を開始する2年目、ActivityPubにGNU socialが対応していなくて、孤独に2年間自分一人の思いをつづる場所として使っていたのと同じ状況に戻るだけです。私の中の熱量は活動開始当初と変わりはないし、私の計画は順調です。

活動開始3年目は、派遣の仕事でPHPの経験を積むことと、キャッシュフロー月20万円の達成。これに専念します。おまけでリーガル対応も引き続き検討します。サイト更新停止後は、PHPの仕事とキャッシュフローの2点が非常に重要なテーマでした。

5月に一瞬達成できたように、CF20万円はこの1年で達成できる見込みがあります。仕事しなくても生活できるようになれば、勝ったも同然です。GNU socialの開発作業に専念できます。うまくいかなくても、そのまま悠々自適に自分がすべきことだけをして生活すればいいです。普通の人は一生かけてもこれができません。脱サラするまでの期間で、PHPの就業経験を積んで、Web開発の一般的な知識も貯めます。私自身はWebの開発全般もPHPの開発の実務経験もほぼないです。未経験の状態で就業経験を、障害者が獲得するのは、言う以上に非常に難しいです。が、それを達成できました。

PHPの仕事は獲得できたので、あとはキャッシュフローだけです。これさえクリアーできれば私の活動は成功も同然です。事前準備でその後が全て決まります。協力者0で私一人で最初から最後まで全部やる前提ならこうするしかないです。家族とは絶縁したし、友達や知り合いはいません。特別なコネも、知識も、技術もお金もないです。あるのは変なこだわりと単純作業の反復だけです。

凡人健常者は、凡人健常者同士でお互いの能力や価値を理解できるから、勝手に支援がなされます。当たり前すぎて意識することはないでしょうけど、それは恵まれた生まれつきの特権です。一方、障害者の自分の能力を理解できるのは世界で私だけです。家族含めて他人には私の能力や価値は一切理解できません。理解不能なんだから、他人の的外れな声は無視して、自分の心の声にだけ耳を傾けるしかないです。独裁、独善的だとか意固地だとかさんざんいわれるでしょうが、そもそも根本的なところが違うのでお門違いです。

一人で何かをなすということはこういうことです。そして、私はそれができます。元々Misskeyも活動開始してうまくいくのに10年、20人年くらいは少なくともかかっています。それだけの労力をかけていいなら、たいていのことはうまくいきます。一方私の活動はせいぜい2人年くらいです。次の1-2年でキャッシュフローを解決できたら、ここから急伸できます。何かを始めるのに遅すぎるということはないです。いつでもチャンスはあります。最初見たときから未だにMastodonもMisskeyも技術的には全然たいしたことないと私は思っています。私のASD特有のこだわり、私の能力はまだほとんど発揮できていません。そのときを辛抱強く待ちます。