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概要
- 書名: PHPフレームワーク CakePHP 3入門
- 副題:
- 著者: 掌田津耶乃
- ISBN: 9784798048574
- 出版: 2017-01-20
- 読了: 2024-04-10 Wed
- 評価: ☆3/5
- URL: https://web.gnusocial.jp/post/2024/04/20/
評価
4月からの新しい職場でCakePHPのWebアプリの仕事があり、経験がなかったので、勉強のために図書館で借りて読みました。
書名にあるとおり、CakePHP 3の入門書になっています。500ページとけっこう分厚く、基本的なことから、ローカライゼーションやテストまで、CakePHPの機能を一通り解説しており、迷ったときに参考になりました。
内容が多くて、フォームやデータベースの細かい操作方法は追いかけるときりがないので、必要なときに読めばいいと思って、読み飛ばしました。
公式文書と若干章構成などが異なっていて、微妙にピンポイントで探したい内容が探しにくかったりしました。
サンプルコードは前章までの内容に修正を加える形になっているので、今どういう状態になっているかややわかりにくいです。
結論
CakePHPの入門書でした。CakePHP自体に詳しくないので、本書自体の評価は少々難しいのですが、必要なことが一通り書かれているようで、入門として悪くないものでした。
個人的にはこういうMVC形式のフレームワークはあまり経験がないので、こういう感じで作られるのかと参考になりました。Laravelと比較すると、規約重視で、ディレクトリーや命名規則で制御するので、ルーティングの設定がいらなかったり、個人的にはLaravelよりわかりやすくてとっつきやすく感じました。
特に、採用されているマイグレーションツールのPhinxは単独でも使えるので、他のプロジェクトでも流用できそうだなと思いました。
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