概要
ownCloudフォークのNextcloudをインストールします。
Nextcloudは元々はオンラインストレージのためのWebサービスでしたが、プラグインで機能を拡張でき、メールアドレス帳、カレンダー、RSSリーダーなど自己データ制御の多機能ソフトになっています。Nextcloud Socialで分散SNSも可能です。
Nextcloudは「設置: 世界的に人気のCMS WordPress | GNU social JP」のWordPress同様、自己ホストの万能定番アプリ感があります。
私は2018年頃から、オンラインストレージ、アドレス帳、カレンダーを中心に愛用していました。その後、月報朗読会のアンケートにFormも使っていました。
「月報2023-07朗読会 | GNU social JP」などで、月報朗読会に「Jitsi Meet」を使っていたのですけど、7月分から仕様が変わって、外部サービスでのアカウントログインが必要だったり、うまく参加者が入室できないトラブルに見舞われました。
そのため、外部要因を除外するため、自己ホストできるNextcloud Talkを使うために、改めてNextcloudをインストールすることにしました。その手順を記します。
GNU/Linuxのレンタルサーバー (Apache HTTP Server/MaridaDB) に最新安定板のNextcloud v27をインストールします。
依存
Nextcloud v27は以下の環境が必要です。
Platform
Options
Operating System (64-bit)
Ubuntu 22.04 LTS (recommended)
Ubuntu 20.04 LTS
Red Hat Enterprise Linux 8 (recommended)
Debian 11 (Bullseye)
SUSE Linux Enterprise Server 15
openSUSE Leap 15.4
CentOS Stream
Database
MySQL 8.0+ or MariaDB 10.3/10.4/10.5/10.6 (recommended)
Oracle Database 11g (only as part of an enterprise subscription)
PostgreSQL 10/11/12/13/14/15
SQLite (only recommended for testing and minimal-instances)
Webserver
Apache 2.4 with
mod_php
orphp-fpm
(recommended)nginx with
php-fpm
PHP Runtime
8.0 (deprecated)
8.1
8.2 (recommended)
その他、PHPのモジュールに以下が最低必要です。
DB
事前にNextcloud用のDB (例: senooken_nextcloud) を作成しておきます。コマンドでは以下となります。
詳細プロフィール。SNS: X Twitter/GS=gnusocialjp@gnusocial.jp/WP=gnusocialjp@web.gnusocial.jp。2022-07-17からgnusocial.jpとweb.gnusocial.jpのサイトを運営しています。WordPressで分散SNSに参加しています。このアカウントの投稿に返信すると、サイトのコメント欄にも反映されます。
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