概要
GNU socialはレガシーなコードでバグも多数あり、修正が必要です。ただ、よくわからないことが多いので、修正が他のコードに悪影響する可能性があり怖くて触れません。そこで、単体テストコードを拡充させながら、同じバグを二度と再発させないように確実に開発するために、PHPのテストフレームワークで有名なPHPUnitを学習します。
GNU socialではv2でPHPUnitが導入されていますが、テストコードはあまりなく、Qvitterなどのプラグインにはほぼありません。私にPHPやPHPUnitの知識ほぼないため、PHPUnit未導入のQvitterでの導入を念頭に学習します。GNU socialはPHP v7.4で動作し、PHPUnitで現在もサポートているのは9なので、PHPUnit 9を試します。
公式文書の「Getting Started with Version 9 of PHPUnit – The PHP Testing Framework」を参考にします。composerを設置・インストール済みとします。
設置
まず、以下のコマンドでPHPUnit 9をインストールします。
composer require --dev phpunit/phpunit ^9
これでcomposer.lockと以下のcomposer.jsonが作成されます。これらはプロジェクトの依存関係になるので、VCSの管理対象に加えます。
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