TikTokが10代の若者向けに、時間管理のための新機能として1日の視聴時間 (スクリーンタイム) を60分に制限する機能 (スクリーンタイマー) を自動的にオンにする方針を発表したので紹介します (TikTokが18歳未満ユーザーに「1日60分」の時間制限を課すと発表 – GIGAZINE)。
2023-03-01の「New features for teens and families on TikTok | TikTok Newsroom」で発表されていました。
適切なスクリーンタイムや、影響にはいろんな意見があるものの、最新の学術研究や専門家の意見を参考にして導入したとのことです。発表時点で、今後数週間で18歳未満 (未成年) のユーザーのアカウントで自動的にかかるそうです。
タイマー到達後に視聴を継続したい場合、パスコードの入力が求められ、継続可否を自分で判断します。13歳未満の場合は、30分の延長に保護者による新規パスコード設定か既存パスコード入力が必要になるとのことです。
「時間の使い方を意識することe、意思をもった判断が可能になる」という研究があるそうです。そのため、60分を超過して100分以上継続する10代のユーザーにも、スクリーンタイムを設定するようなメッセージを表示しているそうです。これにより、スクリーンタイマーの利用が234 %増加したそうです。
未成年者のSNS依存は悪影響も考えられますし、大人でもだらだらと使うと時間の無駄というのはあります。自分が使いすぎていないかを把握する自己管理のためにも、こういう機能はありなのかもしれません。
SNSの機能として一つ興味深い機能でした。
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