前回: 機能: MetaのFacebook/Instagramでのセクスト―ション対策の更新 | GNU social JP Web。
MetaがFacebookとInstagramのアカウント連携を解除可能にしたとの報道があったので紹介します (MetaがFacebookとInstagramのアカウント連携解除を可能に、デジタル市場法順守のため – GIGAZINE)。
紹介のタイミングで時系列が前後します。「機能: MetaのInstagram/Facebookでの若者保護強化・有害コンテンツの自動制限 | GNU social JP Web」の後、「機能: MetaのFacebook/Instagramでの未フォローDMオフのペアレンタルコントロールの追加は若者保護に有効 | GNU social JP Web」の前の時系列となります。
2024-01-22 Monに「Offering People More Choice on How They Can Use Our Services in the EU | Meta」で発表されました。
2024-03から開始されるEU DMA (Digital Market Acts) のゲートキーパーの遵守事項のために、EU諸国のユーザー向けに、FacebookとInstagramのアカウント連携の解除機能の提供を発表しました。今後数週間にわたって提供予定で、現在接続中のユーザーには、アカウント連携を維持するか解除するかを選択可能なことの情報通知がなされるそうです。
これに伴い、Facebookメッセンジャー、Facebookマーケットプレイス、FacebookゲームでもFacebookのアカウント情報を使用しないとの選択肢を選べるようになります。
「機能: EUでのThreadsはInstagramアカウントなしでも閲覧可能 | GNU social JP Web」に続くEU DSA/EU DMAなどの法規制に対する動きです。個人的には、アカウント連携しておいた方が、情報の重複などしなくていいし、何かと便利になる感じがします。それに、いちいち気にするユーザーはあまりいない気もします。が、独占禁止や個人情報保護の観点からEUではそれを回避させる手段の用意を求めているようです。
現状ThreadsはInstagramのアカウントが必須ですが、この一環でいずれは、閲覧だけでなくアカウント連携なしで利用可能になっていくのかもしれません。
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