概要
「コスパ最高峰レンタルサーバーCORESERVERの購入申込方法 | GNU social JP」でも紹介した通り、*.gnusocial.jpはCORESERVERを利用して運営しています。サーバー負荷の上昇などで、プラン変更や同居させていたサイトを別サーバーに分離などで、たまに移転することがあります。
ファイルサイズが大きく、転送に時間がかかるため、自分のローカルPCを経由せずに、サーバー間でコピーします。多くのホスティングサービスではこれを実現するための機能が搭載されています。
scpコマンドでも転送できますが、転送時間がかかると、共用サーバーのプロセスの強制停止を受けることがあるので、ホスティングサービスが用意しているコピー機能を使ったほうがいいと思っていました。
CORESERVERでは [サーバー間コピー] という名称です。当初、この機能をよく理解しておらず、サーバー間コピーが何回やってもうまくいきませんでした。しかたないので、ファイルを分割してscpコマンドなどで転送していました。
なぜうまくいかないかがわかったので、備忘録として記録します。理由は、CORESERERのサーバー間コピーは、リモート→ローカルの方向のみだからです。自分のサーバーから、他のサーバーに転送はできないのです。
コピー元からコピー先にファイルを転送するイメージできたので、ローカル→リモートに転送設定を行っていたのが失敗の原因でした。
公式マニュアル「サーバー間コピーの新規作成 | マニュアル | サポート | レンタルサーバー CORESERVER(コアサーバー)」にも、「①データ転送先であるローカル側のディレクトリを指定し、」の記載があり、転送先がローカルであることが記されていました。
ただ、「coreserverのサーバー間コピーで発生したquotaの問題 – 渡米生活。(日記)」にあるように、注意点として、ファイル数が多いと、コピーがうまくいかないことがあるようです。GNU socialのfileディレクトリーのように1階層に大量にファイルがあると転送漏れがあるようです。
したがって、使うなら圧縮してファイル数を減らした状態で行うのがよいでしょう。
手順
話の論理が少々つながらないのですが、CORESERVERのサーバー間コピーについて触れたので、実際にCORESERVER v1でのサーバー間コピーの手順を記します。v2でもほぼ同じです。
まずコントロールパネルから [サイト設定]-[サーバー間コピー] を選びます。
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